《中日新聞》報導
中日新聞2018年5月8日12版（國際）
中國對臺灣軟硬兼施，面對臺獨傾向的蔡英文政權採取強硬的姿態，同時以優惠政策拉攏臺灣人民。
這場交流會是今年第二次，打著「英才匯聚、滬上逐夢」的口號，在上個月20至21日舉行，中國的十八所大學參加招聘。有博士學位的臺灣應徵者們在會上直接與各大學派來的主管進行面試，推銷自己。
拉攏臺灣人的最大誘因就是待遇優厚。據中國新聞網站「搜狐網」的報導，開出的年薪是人民幣二十到三十萬元（約三百四十萬到五百一十萬日元）。以臺灣的平均年薪（2015年）新臺幣五十四萬七千元（約兩百萬日元）而言，確實相當誘人。如果是頂尖技術人才的話，除了年薪上看人民幣一百萬元（約一千七百萬日元），還有三十萬元（五百一十萬日元）的研究費和一百五十萬元（兩千五百五十萬日元）的購屋補助。
臺灣每年平均有四千人取得博士學位，而大學的正職缺額約七百人，不足五分之一。
受到少子化的影響，職缺本來就少，中國提出的待遇更令人心動。
今年2月，中國政府針對臺灣人在大陸活動提出了三十一項優惠措施。李克強總理在3月的全國人民代表大會（全國人大）上表示：「為台灣同胞在大陸就學、就業提供與大陸同胞同等的待遇。」
臺灣方面對人才外流的問題倍感憂心。而據臺灣《蘋果日報》報導，交流會主辦單位拒絕臺灣媒體採訪，可見此事對中國來說也屬於敏感議題。
（以下是日文原文）
台湾の頭脳を囲い込み：博士号持つ人材好待遇
中日新聞2018年5月8日12版（国際）
【上海＝浅井正智】中国が博士号を持つ台湾人知識人の囲い込みを本格化させている。台湾よりも好待遇を保証する触れ込みで、上海の復旦大や上海交通大などが開催した台湾人教員を採用する交流会には、選抜された台湾人七十人が招待された。
中国は独立志向のある台湾の蔡英文政権に圧力を強める一方、民間人を優遇策で取り込むアメとムチを使い分けている。
交流会は今年が二回目。「英才よ集まれ 上海で夢を追え」というスローガンの下、先月二十～二十二日に開かれ、中国の十八大学が参加。博士号を持つ台湾人は大学の担当者の面接を受け、自分を売り込んだ。
台湾人を引きつけるのは何と言っても待遇の良さだ。中国のニュースサイト・捜狐網によると、中国側が提示した年収は二十万～三十万元（約三百四十万～五百十万円）。台湾の平均年収（二〇一五年）は五十四万七千台湾元（約二百万円）でこれだけでも魅力的だが、最先端の知識を持つ人材の年収は最高百万元（約千七百万円）まで引き上げられるほか、三十万元（五百十万円）の研究費、百五十万元（二千五百五十万円）の住宅購入費も加わる。
台湾では毎年平均四千人が博士号を取得する。このうち大学の常勤ポストを得られるのは五分の一に満たない約七百人。
少子化の影響でポスト数も先細っており、中国が提示する待遇は垂ぜんの的となっている。
中国政府は二月、台湾人が中国大陸で活動する際の三十一項目の優遇措置を発表。三月の全国人民代表大会（全人代）でも李克強首相が「台湾同胞の大陸での就学や就業に、大陸同胞と同等の待遇を提供する」と表明した。
台湾では「人材が流出する」との懸念が拡大。台湾紙・リンゴ日報によると、交流会の主催者は台湾メディアの取材を拒否し、中国側も神経質になっていることをうかがわせた。
